泊る予定だった相手の看護師の女性から、祖母が下血したとのこと。おそらくがんではないか。とのことだった。人生は一度しかないから。とすこし低い声で話している彼女は自分の人生をどこかで必ず前向きに、というよりかは重たいものを軽々もっているときの声をこめているように聞こえてしまう。母親譲りなのか、看護師としてがんセンターで働いているからなのか。とても鍛えられているようにも思ってしまう。看護師あるいは母親が看護師の娘さんと深い関係になって知ると、図太い人間力を本当に感じる。感心してしまうことや、とびぬけていて冷静になってしまうこともあるのだが、ある事柄を考えたときに瞬時にあらゆる考え方を装備している。わたしもそのうちの一つか、多くて三つを備えることはできるのだが、それを超えた種類と奥行きをすでにもっているのだった。ほどよくすいている快速に乗り込み130キロという高速で飛ばすも、秋葉原付近になると各駅になる。日比谷線の入谷や三ノ輪もそうだが、都心にはいるわずか手前にある乗換路線のさほど多くない駅は、乗換路線がないが乗降者数がそこそこいる。路線のもつ利便性を求めると優等列車でも停車する必要があるのだろう。買っておいたハイボールを飲むタイミングを失っていて、えいやっと深夜12時回ったころに飲んだのだが、夕食にコンビニのかつを食べたのもあるのだろうが、早朝5時半には胃もたれで目が覚めてしまった。