らしさってなんだろう。多く、一対一の関係しかわからない場合であるため、その女性がどういう社会的な関係を気づいているのかわからない。好意をもって接してきた女性は、20代後半か。それなりに優しく接していたのだがだんだんと要求が多くなってくる。そうするとこちらはそれ以上のやさしさは無理です。と断るのだが、そうはいかないと、傷口をチクリチクリと弄り回すように激しい暴言と社会的交流を破壊していく強烈な性格をもっていた。おそらく境界性人格障害なのだろう。私以外の私の関係性をことごとく壊していき、私自身も内面をえぐられていく。さっきご飯を食べたのにもうおなかがすいているのか。そんな獣がサンドバックをひたすら殴っているようなそういうイメージだった。その時の職場でのしがらみや金銭的な問題もあり、さらにこのようなサンドバッグになっていたことも重なって、一度肩の荷を下ろす決意をしたのを覚えている。決意をしたというか、もう指が勝手に文章を打っていた。そして送信をしていた。もうとにかく逃げなければいけない。そう強く思うために、神頼みすらしていた。